保育園のお祭りの景品でもらった恐竜。
初めてもらった恐竜は2体だった。
それから3体の恐竜を探し集まった恐竜。
5人家族のわが家と同じく、観葉植物の前にきれいに並べた恐竜家族。
息子の世界が出来上がった。
「これがパパで、これがママ。これがぼく。これはねぇねで、これは赤ちゃん。」
誇らしげに教えてくれる息子。
観葉植物の根元にちょこんと並んだ恐竜の家族が暮ら恐竜家族を見ると、息子の世界観にほっこりする。
恐竜たちは色もかたちもバラバラで、きっと種類も性格も違うんだろうけれど、
息子にとっては“大切なひとたち”を重ねた存在かもしれない。
荒々しいイメージのある恐竜たちを、「家族」と呼び、大切に飾るその姿。
何気ないようで、とてもやさしい世界。
大きくなってこの恐竜たちのことを忘れてしまう日が来るかもしれないけれど、
この小さな「家族を大事に思う心」は、きっとずっと心に残るんじゃないかな。
そんな気がしている。
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